ワシントンD.C.(2025年5月1日) — 全米綿花評議会(NCC)の輸出促進部門である国際綿花評議会(CCI)はこのたび、ファッション業界における豊富な経験とサステナビリティ分野での専門性を有するLiz Hershfield氏を、新たな専務理事として迎えることを発表いたします。2025年3月末をもって退任したBruce Atherley氏の後任となります。
全米綿花評議会(NCC)のプレジデント兼CEOであるGary Adams氏は、次のように述べています。「アメリカ綿の競争力を維持するためには、強力なリーダーシップと革新的な戦略が不可欠です。Liz(Hershfield氏)はアメリカ綿の利点を発信しCOTTON USA ™プログラムを強化することで、複雑なグローバル市場においてアメリカ綿生産者の繁栄を後押しできる体制を整えています。」
Hershfield氏は、アメリカ綿に関する深い知見とともに、サステナビリティ、グローバル調達、製品開発、エンド・ツー・エンドのサプライチェーン戦略において優れた専門性を有しています。今後、CCIのCOTTON USA™ブランドを通じ、コットンの世界を次なるステージへと導き、アメリカ綿のグローバル戦略を強化してまいります。
Hershfield氏は次のように述べています。「今こそアメリカ綿の可能性を世界に示す絶好のタイミングです。アメリカ綿は、品質・革新性・持続可能性への確固たるコミットメントによる素晴らしいストーリーを持っています。それはCOTTON USA ™ブランドのパートナーシップで築かれた信頼に裏付けられています。」
「CCIの有能なチームの一員となり、世界の繊維サプライチェーンにおいてアメリカ綿の需要を高め、より選ばれる繊維にしていくことを光栄に思います。」
Hershfield氏はこれまで、J.Crew、Madewell、Gap Inc.などのグローバルブランドにおいて、サプライチェーン改革とサステナビリティの取り組みをリードしてきました。また、企業のESG(環境・社会・ガバナンス)対応とサプライチェーン戦略を支援するコンサルティング会社Green-ishを設立し、多くの企業をサポートしてきました。
彼女のサステナブルファッションへの貢献は広く認められており、特に、リジェネラティブ・コットン・プログラムを先導しアメリカ綿農家を支援した功績により、名誉あるTextile Exchangeの「Ryan Young Climate+ Award」を受賞しました。また、デニム業界でのリーダーシップが評価され、The Leadの「The Direct 60」賞を受賞し、Rivet 50インデックスにも選出されています。
今後CCIの専務理事として、Hershfield氏は、アメリカ綿の幅広い知見と、サステナブルファッションおよびサプライチェーン管理における実績を活かし、優れたアメリカ綿と繊維サプライチェーンのグローバルパートナーシップを組み合わせた「The COTTON USA ™ Difference」を世界に広めていきます。